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ラーメン・並盛@すごい煮干ラーメン凪新宿ゴールデン街店本館・新宿区新宿三丁目

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写真: ラーメン・並盛@すごい煮干ラーメン凪新宿ゴールデン街店本館・新宿区新宿三丁目

写真: 大分佐伯ラーメン@niるい斗・横浜市港南区 写真: 淡竹+煮玉子@優光銀座店・中央区新橋

すごい煮干ラーメン凪新宿ゴールデン街店本館
  新宿区歌舞伎町1-1-10 2階

 美味い煮干しラーメンが食べたくなりこちらへ。平日の11時半過ぎにお店の前に着くと、目立つようにぶら下がっていた大きな赤い提灯が無くなっていて何だが寂しい。狭くて急な階段を上がると、ドアも何もなく直に細長くて狭い店内となる。階段を上がり切った右手壁面に小型の券売機が取付けてあり、そこで食券を購入する。メニューは煮干ラーメンのみで、味玉、特製、スーパーゴールデンとトッピングでバリエーションを持たせている。また、麺量は180gの並盛、220gの中盛、270gの大盛が同一料金で、350gの特盛のみ+100円となっていて、130gの小盛も可能とのこと。今回はノーマルトッピングを並盛で食べることにする。980円。女性2人で営業していて、客の入りは先客が3人で、その後は入れ替わりでほぼ満席状態が続いた。
 麺は幅が5mmほどの黄色く縮れた手もみ平打ち。プリッとした弾力がある麺で、歯がはじき返されるような感覚が小気味よい。それに負けずに噛みしめるとモチッとした食感が現れてくる。小麦の風味もよく、美味しい自家製麺だ。このラーメンには麺がもう1種類入っている。群馬県桐生市の名物ひもかわうどんのような幅広麺で、幅が6cmほどもある。いったん麺と呼ばれているもので、これが4枚入っていてツルンとした食感が楽しめる。スープは煮干し感に満ち溢れているのに、煮干し特有の臭み、苦み、エグミなどは全く無いのがすごい。また、煮干しにかき消されがちではあるものの醤油の風味もちゃんと感じられる。さらに辛銀だれと呼ばれるイワシのエキスに数十種類のスパイスを合わせて数日間寝かせたタレにより、スープ全体がピリ辛に仕上げっていて、これにより煮干しのクセが弱まるとともにスープの味わいが締まったものに仕上がっている。なお、スープに使う煮干は、日本全国の生産地から厳選した20種類以上の煮干を絶妙なバランスで独自ブレンドし、すべて手作業で煮干のはらわたを一匹一匹取り除いて魚独特のくさみは抑えながら旨みを存分に引き出しているそうだ。手が込んでいるから飛び切りの旨さが出せるんだろう。具材は、厚みがあるが軟らかくてサクッと噛み切れる反面、少し旨味が抜け気味の肩ロースチャーシュー、ジャキジャキと食感強めで特有の発酵臭も歩く感じられるメンマ、具材を兼ねるように箸休めとしてつまんでも美味しい角切りのネギに焼き海苔が1枚。
 昼間は静かな新宿ゴールデン街で味わう煮干しラーメンは、期待どおり格別の美味しさだった。

・お気に入り度:〇+

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