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キノコクリームまぜそば@つきひ・江東区亀戸

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写真: キノコクリームまぜそば@つきひ・江東区亀戸

写真: 特撰BLACK NOODLE@EAGLE NOODLE・墨田区押上 写真: もぐらの台湾麺線+パクチー増し@ジンジャーヘッドバッド・板橋区大山

亀戸煮干中華蕎麦 つきひ
  江東区亀戸5-13-2 スクエア三報ビル1階亀戸横丁内

 この日、煮干ラーメン専門店が洋風の混ぜそばを限定提供するというので訪れた。土曜日、11時半にお店が入るビルの重い引き戸を開けて先に進むと、なんと大行列があってビックリ。この時間、ビルの1階で営業しているのはこちらのお店だけなので、この行列はラーメンを食べに来た人々の列だ。並ぶ前に奥に進んでお店まで行き、券売機で限定メニューのボタンをポチっとな。950円。戻る際、並んでいる人数を数えると19人で、ぼっちの兄ちゃん、おっさんよりもペアの方が多いのにもう一度ビックリだ。行列は少しずつ進み、カウンター席に案内されたのは並び始めてから50分経った12時20分だった。
 配膳は、味変用のガリマヨ&醤油漬けニンニクの小皿が運ばれ、次いでカウンター台に麺が入った浅めの丼が置かれた。「よく混ぜてお召し上がりください。」の指示通り、具材がほぼ均等に散らばるまで、箸とレンゲを丼に突っ込んで何度も底から混ぜ返した。麺は平打ち気味の太麺で、まるで手もみ麺のようによく縮れている。ほどよい弾力があってムチムチとした食感で、加水率が割と高い麺のようだ。レギュラーメニューの麺は村上朝日製麺所のを使っているらしいので、この麺もそこのではないだろうか。味のベースは卵黄とそれが載る座布団の役割を果たしているキノコペーストで、タレは丼の底に少量あるだけ。そのタレは塩味で鶏ベースのように思う。キノコペーストは、食べる前は生クリームベースかなと思ったものの、実際はあまりクリーム感がないので何を使っているのか分からなかった。その時、店主さんが「レモンを盛り付けるのを忘れていました。申し訳ありません。」と櫛切りレモンを丼に入れてくれた。その際、思い切ってキノコペーストの正体を聞いたところ、キノコを細かく刻んでバターで炒め牛乳を加えたものとのこと。「生クリームだとくどくなり過ぎるので牛乳にしました。」そうだ。なお、キノコの種類は見た目や食感からブナシメジかなと思ったが、エリンギやマイタケ等も併せて使われているのかもしれない。その他の具材等としては拍子切りの豚肩ロースチャーシュー、鶏ムネサイコロチャーシュー、刻みタマネギ、フライドオニオン、粉チーズ、バジルと多彩で、最後に卵黄の上に粗挽き黒コショウが振りかけてある。途中で別添小皿のガリマヨと少量の醤油漬けニンニクを加えると少しコッテリに、またレモンを絞るとさっぱりにと何度か味変が楽しめるのもいい。
 店主さん曰く「かれんと違ってここは通りすがりのお客さんがブラっと入ってくることはないのでお客さんが固定的。そのため、たまには全く違ったメニューがあれば飽きないだろうと思って限定で出している。」とのこと。本当に、いつもの煮干ラーメンとは何もかも真逆のように違うのが面白いが、それだけ店主さんの引き出しが多いという証拠だろう。先日提供されていたものの食べることができなかった「トリュフ香るキノコと牡蠣のクリーミィ和えつけ蕎麦」もまた出すとのことなので楽しみにして待っていたい。

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