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ピザソバ・並@ajito ism・品川区大井町

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写真: ピザソバ・並@ajito ism・品川区大井町

写真: 〆のリゾット@ajito ism・品川区大井町 写真: ワンタンメン醤油@木ノ下・墨田区押上

ajito ism(あじと いずむ)
  品川区大井1-37-4 オラシオン大井1階

 先月の24日に訪れてつけ麺を食べたが、この日も再びやってきた。というのも、12月15日で閉店するこちらのお店にあって、最後の3日間は常連客のみを対象に営業し、その直前は休みとなっていて、この日が一般のお客が利用できる実質的な最終日になる。激混みするだろうと思い、店頭に並ぶのは10時45分からにして欲しいとのお店からのお願いに従いその時間に着くように出かけたものの、実際は10時40分に着いてしまった。しかし、その時点で店頭には30人以上が並んでいるではないか。お店のTwitterをちゃんと見ていない人もいるだろうから仕方がないことだと思いつつ列に接続した。11時を待たずに開店し10mほど進んだものの、そこから15分ほどは全く動かず。その後ボチボチと進んで、入店できたのは意外に早く11時50分ころ。入口近くの待合スペースで一旦待ってカウンター席に案内されたのは11時55分だった。つけ麺は既に11月29日で提供を終えており、この日はレギュラーメニューでは唯一提供を続けているピザソバとこの日の限定メニューであるカルボナーらの2種類で営業している。入店直前に奥様が注文取りに来たので標記をお願いする。880円。このお店には券売機は無く、口頭注文の後払い方式だ。
 5分も経たずに配膳された丼には、茹でたての麺の上にダイコン、ニンジン、タマネギ、セロリ、トマト、ニンニクなどの野菜で作ったベジポタスープに背脂及び魚介出汁をブレンドしたソースがかかり、そこにシュレッドチーズとMIXスパイスを加えて、具材としてサラミ、ピーマン、タマネギ、トマト、ブラックオリーブ、アンチョビ、フライドオニオン、魚粉などを載せ、脇にベビーリーフが添えてある。これを、レンゲとお箸を使って均等に混ざるように何度も何度も底から混ぜ返す。白っぽい麺がほぼむらなくトマト色に染まれば上手く混ざった証拠だ。具材は確かにピザっぽいが、麺を使っている点と味わいはパスタのプッタネスカに近い感じがするし、あるいはこちらのお店のつけ麺の1メニューであるつけ麺ロッソの汁なし版にも思える。とにかくユニークだが、こういうメニューを10年も前から提供していたとは、店主さんの発想力にただただ驚くばかり。途中で少しジャンクにしたくなったので、卓上にあったみじん切りのニンニクとタバスコソースを適量追加した。当然、狙いどおりの味わいに変化した。
 今回は、麺を食べ終えても少し残るソースを有効活用する「〆のリゾット」の食べ納めもしたいと考えたので、いつもなら麺300gの大にするところを200gの並にした。麺を食べ終えて少し残ったソースをリゾット(220円)にしてもらい、余すところなく完食。
 ピザソバ200gとリゾットでお腹もちょうどよい加減になった。これで閉店してしまうのは仕方ないとしても、何らかの形での復活はないのかと期待するのが多くの人の想いだと思う。そんな中、店主さんと常連さんとのやり取りをチラッと小耳に挟んだら、よく聞き取れなかったものの年が明けた3月頃には何かが有りそうな気配だった。

・お気に入り度:〇+

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