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夢にでてきた中華そば@夢にでてきた中華そば・目黒区自由が丘

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写真: 夢にでてきた中華そば@夢にでてきた中華そば・目黒区自由が丘

写真: 手打ちわんたん麺(醤油)@麦笑・墨田区本所吾妻橋 写真: 明太もつ鍋らー麺@MANNISH淡路町本店・千代田区淡路町

Dad’s Ramen 夢にでてきた中華そば
  目黒区自由が丘3-7-1

 自家製麺伊藤の銀座店等で修業し、奥様の故郷である青森名物の煮干ラーメンをこれまでにない形で提供したくて創業したと教えてくれた品川区旗の台の「煮干しNoodles Nibo Nibo Cino」の2号店。今年の7月上旬にオープンしたそうだ。1号店が煮干しを使って混ぜそばとパスタを融合させたユニークなメニューを提供しているのに対し、こちらは煮干しを使っているのは同じだが、ラーメン、油そば等と食べ親しんだメニューが中心だ。そんな中から、早くに亡くなられた店主さんのお父様が夢枕に立って教えてくれたラーメン作りのヒントを基に作り出したという、看板メニューの標記を食べることにした。平日の11時半にお店に着くと何と満席で、店頭で少しの間待つことになった。5分ほどで先客が続けて退店したので入れ替わりに入店し、右手にある券売機で標記のボタンをポチっとな。1500円。その他には、塩も醤油も使わずに仕上げたというだしにぼ、しおにぼしoilそば、そして期間・数量限定の伊藤麺釜玉がこの日は提供されていた。
 麺はストレートの中麺。パツパツ、プツプツ、コリコリと独特の食感の麺だと思ったら、修業先の伊藤の自家製麺を使わせてもらっているとのこと。それならこの食感も納得だ。スープは、やはり伊藤から仕入れる煮干しに青森シャモロック、羅臼昆布等様々な天然素材を使った無化調とのことで、魚介系と動物系のバランスが上手く取れているようだ。ちなみに、当日のお店のTwitterによれば「夢中はニボ強め」とのことで、実際、煮干しの風味がやや目立つものの、特有の嫌な臭い、苦み、えぐみなどは抑えてあり、魚介系が苦手でなければ問題ないだろう。具材は、A5黒毛和牛のローストビーフ、SPF特選銘柄豚岩中豚の角煮、みじん切り紫タマネギ、木口切り九条ネギ、焼き海苔と種類は少なめだが、肉はどちらもボリュームたっぷり。ローストビーフはただただウマウマで、食べれば分かるとしか言いようがない。一方、角煮豚の方はお箸で容易に崩すことができ、脂身部分は甘くてトロトロ。赤身部分も繊維を容易にほぐすことができるほどやわらか。ただ、その分、旨味が抜け気味なのは惜しいような気もするが。
 肉の質と量を考えれば1500円という値段も妥当に思う。伊藤の肉そばの豪華発展形、若人向けボリュームアップ版とも言えるだろう。伊藤ほどマニアックでなくてよいという人には是非にと勧める。

・お気に入り度:〇

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