ヘルプ

宮城県産アナゴの土曜のアナゴの日(冷やしまぜそば)@ジンジャーヘッドバッド・板橋区大山

  • 37

写真: 宮城県産アナゴの土曜のアナゴの日(冷やしまぜそば)@ジンジャーヘッドバッド・板橋区大山

写真: 鴨と鶏の白湯〜フォアグラを添えて〜@ビリケン・台東区浅草 写真: 海鮮冷やし味噌用スープ@八堂八・目黒区中目黒

ジンジャーヘッドバッド
  板橋区大山東町59-8

 23日の土曜日は土用の丑の日だが、こちらのお店の店長のもぐら。さんはそれを知らずに、その日の限定メニューとしてたまたまウナギならぬアナゴの混ぜそばを仕込んだそうだ。まあ、実際、この日のためにウナギを使った限定メニューを提供しているラーメン店もあるが、SNSを見るとえっと言うような値段で、食べに行こうとはなかなか思えない。そういう意味では、アナゴなら庶民的なので躊躇はなかった。お店に着いたのは11時半過ぎで、まずは建物に入って左手にある券売機の前に立つ。券売機の上のホワイトボードに「本日の裏そば」として標記の長いメニュー名が書かれていて、1300円分の食券を適宜購入し「裏で」と告げて欲しいとのこと。早速1300円の食券を購入したところ、奥から若い女性店員さんが現れ、すぐに食券を回収するとともに店内に誘導してくれた。店内を見渡すと先客は4名とそれなりに賑わっていた。カウンターに座って初めて気付いたが、この日は店長のもぐら。さんを含めスタッフは総勢4名で、なんと全員が若い女性。前回初めて来たときは、もぐら。さんと男性1人という体制だったので、その時とは大違いでビックリした。
 そんなことを思っているうちに丼が配膳された。麺の上には錦糸卵、千切りキュウリ、斜め切りの長ネギ、木口切りの細ネギが載るとともに温泉卵が添えてあり、最後にざく切りした煮アナゴがこんもりと盛ってある。なお、鶏唐揚げも一切れ載っているが、これは待っている間に席を譲って移ったことに対するお店からの感謝のしるしのサービス。底に醤油ダレが張ってあるが、麺はあらかじめタレと和えてあるので丁寧に混ぜ返す必要はなく、具材がいい感じに散ればOKだ。麺はほぼストレートの中麺。麺肌はツルンとしていて、水道水でしっかり締めてあるのでコシがあってシコシコしており食感は良好。レギュラーメニューと同じなら村上朝日製麺所の麺だ。醤油ダレはしっかり味だが、動物系に何を使っているのか、また、魚介系を加えているのかはさっぱり分からなかった。ただ、具材の味に引っ張られているのかもしれないが、なんとなく和風っぽい味付けのように感じられ、油を加えていないことから冷たくても比較的さっぱりとウマウマで食べ進められた。なお、温玉は、最初は潰さないようにし、ある程度食べ進んでから混ぜ込むと、味わいがマイルドになるとともにコクが増すという味変アイテムとして使える。
 このメニューには、小さめのラーメン丼に入った、ショウガが強く香る鶏ベースの醤油スープが付く。具材は細かい鶏ひき肉と木口切りの長ネギだが、麺を食べてはスープを飲み、麺を食べては…を繰り返すことによりスープで口中をリセット出来るので、200g以上はあると思える麺を美味しく食べ切ることができた。以前のお店の時もそうだったし本人も自信ありげだが、もぐら。さんが作るオリジナルな冷たい麺は満足感が高い。

・お気に入り度:〇

アルバム: 公開

お気に入り (0)

まだお気に入りに追加している人はいません。

コメント (0)

まだコメントがありません。最初のコメントを書いてみませんか?

コメントするにはログインが必要です。フォト蔵に会員登録(無料)するとコメントできます。