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【05】583系きたぐに~思い切って流し撮り~

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Photos: 【05】583系きたぐに~思い切って流し撮り~

Photos: 【04】青い「しらさぎ」。 Photos: 【06】ボンネット!~京都鉄道博物館グランドオープンによせて~

昨日東海道経由で東北から583系が京都入りしたとのことなのでこちらも「ゴッパーサン」を。

民営化後関西においては583系は国鉄色とは訣別し独自の塗色を纏ってきました。
最初の水色系の塗装はちょっと厚化粧で受け付けない配色でしたが、1997年頃からごらんの白とグレーを基調にブルーとゴールドの大小の帯を配した西日本特急車共通の塗り分けに変更。好事家の間では通称「きたぐに色」だとか呼ばれていたこの塗色は583系の重厚な車体にもマッチし夜行列車らしさが出ていてなかなか似合っていたのではないかと思います。
欲を言えば国鉄色に戻してほしかったけれども、それは現役の間にはかなわず。
先日先頭車が京都に開館する博物館入りの際実現し短区間ながら通電状態の自走で搬入されたのは驚きでした。

さて装いを改めたこれら583系は向日町でB編成と呼称され、同系列最後の定期運用となった急行「きたぐに」をメインに冬季スキー列車シュプール号や各種団体列車に結構走り回っていました。
自分自身のフィルムにも様々なカットがあるので、何もこんな曇天のものを持ち出さなくても…と思われる向きもいらっしゃるかも知れませんが、このコマは失敗が生んだちょっとした収穫だったのです。

確か夏前だったと思うが大阪の淀川に赴いた際のこと。
この時代だからきっと朝に何かの団臨などが運転されてそれ狙いだったと推察されます。
ところがこの日の天気はどん曇り。後のコマを見ると少しは明るくなっていたものの結局好天には恵まれなかった模様。
しかもこの日カメラに装填していたフィルムは運の悪いことにASA100、しかも36枚撮り。
たぶんフィルム代が潤沢ではない高校時代、カメラ屋の片隅に特価で並んでいた業務用のASA100フィルムに手を出し使わないまま使用期限が迫ってきてしぶしぶ装填したことが往々にしてありましたからきっとこの時もそうでしょう。
一旦巻き戻して取り出し、別の高感度フィルムに入れ替えベロを出し再装填する手もあっただろうに、どうやら当時の僕は使いかけていたこともありそのままで入れ替えなかったらしい。
もっとも、自分の腕前では天気が良くてもどのみちろくな出来ではないのだけれど。

いっこうに明るくならない朝もやの中やって来た急行きたぐに、折角だから何もせず見送るわけにもいかず経験もあまりないけど思い切ってテキトーにレンズを振って流し撮りを試みたようです。
どうせ期待していなかったのだけれど、現像から上がってきてみると下手くそながら案外見れる出来だったのです。よく見たらピントもええ加減なのでこの年になるまで友人たちにも見せてこなかったはず。
今思えば夜行列車らしさも出ていて良い雰囲気、この時の僕のとっさの判断を褒めてやりたいと思います。


DATA:ASA100,70-210mm,SPEED=??,F=4.5

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