ワンタンメン(塩)@船越・杉並区桜上水
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桜上水 船越
杉並区下高井戸1-21-10
ラーメンコンサルタントであり渡なべ@高田馬場の経営者でもある渡辺樹庵氏の5番目のお弟子さんが独立して出したお店が好評なので、どんなラーメンかと確かめに出かけた。お店には10時37分の到着したら7番目で、11時の開店時には20人ほどが並んでいる。1月15日のオープンから3週間近くが経つ平日にもかかわらずこの行列とはすごすぎる。お店はカウンター7席のため一巡目のラストとして入店できた。入って右手にある券売機を見ると、メニューは塩味と醤油味の中華そばの2本立てで、それにトッピングでバリエーションを増やしている。券売機には「オススメ」と書かれた紙が貼ってあり、そこには「塩ワンタンメン1150円」と書かれていたので素直にそれに従った。
麺は平打ち気味の縮れ太麺。縮れ麺だが麺肌は意外にもツルンとしていて、最近のラーメン店にしては珍しく気持ち軟らかめに茹でてある。そのため、軽い歯応えはあるものの食感はそれほど強くない。また、麺自体も加水率の高い麺ではないようで、少しモチッとした中に軽くボソッとした食感が混じる今までほとんど経験がないタイプだ。三河屋製麺のストレート平打ち中太麺を思いっきり手もみしたものと聞く。スープは透明感が全くないもののたぶん白湯ではなく清湯で、乳化により透明感が無くなっているものと思われる。ネットには鶏、豚、牛の動物系スープという情報が多いが、印象では豚メインに鶏と牛、加えて煮干なのか節なのかはっきりしないが魚介もアクセント的に使われているように思う。さらに、味を締めるためだろうかホワイトペッパーのような風味も感じる。こういうスープはありそうでないタイプで、これまた今まで食べた(飲んだ)ことがないような気がする。ワンタンは、ほんのりと生姜が効いた小指の先ほどの大きさの豚挽き肉餡をてるてる坊主型につつんだもので、それが5個入っている。これでノーマルな中華そばより+250円なので、コスパ的には全く問題ないだろう。チャーシューはモモ肉とどこの部位か分からないが脂身が付いたもので、複数の部位が使われているようだ。モモ肉もサクッと噛み切れ、いずれもジューシーで美味しい。これならチャーシューメンもアリだ。その他には、しっかりと味が付けられ特有の発酵臭も軽く感じられるメンマと、青臭さはないがコマツナと思われる青菜に薬味の木口切り長ネギ。
麺量は並盛で200gあり十分な上、スープもなみなみと注がれているのでお腹十分になった。次は塩とは別にスープを炊いているという醤油を味わってみたい。
・お気に入り度:〇
Albums: 東京のラーメン・その3
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